明治大学合格実績!仮面浪人で両立しながら合格した勉強方法は?

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現役時代はMARCHを志望
受験勉強は5月の中旬からスタート
結果と手応えを感じながら順調にレベルアップ
仮面浪人生活のメンタルとの戦い
大学のテスト対策で時間を削られるも無事明治大学に合格
まとめ

現役時代にMARCHを目指していたものの、見事全敗。日本大学に入学するものの、明治大学の校舎がすぐそばに見えます。MARCHに対する思いを捨てきれず仮面浪人をすることを決意。インターネットコースで勉強を進めて見事、合格を勝ち取ります。

現役時代はMARCHを志望

現役時代の志望校はMARCHはすべて全敗。MARCHを諦め日大へ進学します。とはいえ、進学したキャンパスは明治大学のキャンパスがすぐそばにあるため、通学するたびに明治大学の校舎が目に入ります。明治大学の校舎を見るたびに、MARCHを目指していたことを思い出し、自信をなくしてしまいます。

そこで、もう一度挑戦するために大学に通いながら大学受験を目指す仮面浪人を決意。大学の授業はきちんと受けつつ、通学時間や帰宅してから受験勉強を進めていきます。大学で知り合った友人にも仮面浪人していることは打ち明けられず、仮面浪人のまま大学生活を送るのは精神的に辛い時期もありました。

仮面浪人中の1年間は大学の勉強も両立させ、単位は全て取り、GPAでは大学の奨学給付金をもらえるくらいの成績を取りました。

受験勉強は5月の中旬からスタート

現役時代の受験勉強では英語、国語、日本史を勉強。仮面浪人の受験勉強のスタートは英語と国語から始めます。仮面浪人を始めた頃の成績は英語が偏差値58程度、国語が55程度、日本史が65程度。日東駒専レベルで、成成明学あたりを勝負出来るような状態でした。

合格した日大レベルの英語と国語を出発点に、『英文解釈の技術70』や『Next Stage』などの参考書に取り組み、手堅く確実に力を付けていくことにします。受験から2、3ヶ月しか経っていないものの、英単語の意味がすぐに出てこないなど、知識もかなり抜けている状態。

鈍った頭を受験モードにしながら基礎を再確認していきます。大学に通いながら、プライベートな時間をほぼ受験勉強に費やす日々。限られた時間を無駄にしないように進めていきました。

結果と手応えを感じながら順調にレベルアップ

7月後半には英語の日大レベルの問題で構成された実力テストで100点を取ります。およそ2ヶ月半で日大レベルの英語に十分対応できる力を付けて、MARCHレベルの英語に入ります。最初の参考書は『毎年出る頻出英語長文』から。難しく感じるもののこれまでの蓄積もあり順調に進めます。

一方、国語は共通テストの過去問などに取り組みます。現代文では苦戦。これまでは勘で解いているような状態だったため、理論的に深く探って回答を導くことが出来ていませんでした。苦痛で嫌になりながらも、根気よく続けていくうちに慣れてくるようなります。

慣れてからマスターすると「読める」という感覚があり、文章を紐解いている感覚を掴んでいきます。そのうちどんどん好きになっていき、国語が楽しくなっていくほどでした。

仮面浪人生活のメンタルとの戦い

現役時代に得意な科目だった日本史は10月から開始します。取り組んだ参考書は『日本史B一問一答完全版』、『実力をつける日本史100題』。『実力をつける日本史100題』は標準レベルの頻出問題に取り組むことで日本史の流れと重要事項の体系的な理解を進めます。

12月頃には早慶レベルの過去問や、英語では『ポレポレ英文読解プロセス50』に取り組みます。早慶レベルになると、出題される文章自体を難しく感じたり、問題の選択肢を絞り込めなかったり。今までの読み方では解けないと感じ、さらに細かく解釈するように努めます。仮面浪人生活はメンタルとの戦いでもあります。

大学での友達が大学生活を満喫しているように見えると、「なぜ受験勉強しているのか」と自問自答して眠れない日々を過ごすことも。実際に明治大学に足を運び、「ここで4年間を過ごしたい」という気持ちを奮い立たせ勉強を続けます。

大学のテスト対策で時間を削られるも無事明治大学に合格

大学入試の時期は大学でのテストの時期と重なります。大学受験日とテストは被らなかったものの、入試直前の勉強時間はだいぶ削られることになります。最初の受験だった明治大学政治経済学部では、心臓が飛び出してくるほどの緊張。あまりうまく行った実感はありませんでした。

次の明治大学文学部では、合格しただろうという手応え。しかし、結果は文学部は不合格で、政治経済学部に合格します。早稲田大学は教育学部と社会科学部を受験しますが、どちらも不合格。特に社会学部はあと7点で合格という惜しい結果に。とはいえ、1年間仮面浪人をしながら目標としていた明治大学に合格します。

明治大学政治経済学部の合格発表では報われた気持ちでいっぱいになり泣いてしまうほどでした。これで、辛かった仮面浪人生活が終わり明大生となりました。

まとめ

仮面浪人は自分との戦いでもあります。今回のように、大学生活を送りながらというのは特に厳しいでしょう。浪人生とは違い、大学の授業や友達との時間を割いて勉強することになるため、十分な時間が取れなかったり、集中できないことがあります。学力に関しては、受験後早い時期からスタートさせたものの、英単語などは忘れているものも多くありました。

合格した日大レベルを固めるところから始め、なんとか明治大学の合格に漕ぎ着けた格好。これだけでも仮面浪人の厳しさが伺えるでしょう。一方で、目標を達成できた場合は合格の充実感と希望した大学で生活を送れるという両方の満足感が得られるでしょう。

現役生でも、浪人生でも、そこで学びたいという大学に合格することは二重の喜びを得られるはずです。志望校のキャンパスで学んでいる自分の姿を想像しながら受験勉強を頑張りましょう。

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